労金で住宅ローンを組もう!審査の必要書類、手続きについて
労金の住宅ローンは、その信頼性によって、多くの方々に利用されてきました。住宅ローンを選ぶ上では、金利だけでなく、返済のしやすさ、相談のしやすさなども、重要な要素です。労金は、そうした面にも配慮して、融資を行っています。
住宅ローンは、不動産を担保にして組みます。地域によっても、多少の差がありますが、中央労金で組む場合、その金利は0.875%~最大で3.600となっています。ただ、このときの下の金利は、金利の引き下げが適応された場合の金利となります。融資の上限は1億円ほどですが、お借入の際の金額は、審査によって大きく変動します。
労金の住宅ローンは、いくつかの金利引き下げ要素があります。たとえば、労金の会員であることや、扶養家族が2人以上いること、エコ住宅といった要素です。これらの要素を満たすことで、大幅な金利引き下げの対象となります。また、労金でフラット35を申込むと、取扱い手数料がかかりますが、申込むタイプ次第では、会員等は手数料減額の対象となります。
労金の会員には、団体会員、つまり、労金に加入している企業の従業員か、生協の組合員、そしてその組合員の家族が含まれます。それ以外の方は、手続きの過程で、労金のローンに加入するため、1000円のお支払いが必要になることがあります。
労金の住宅ローンの審査では、申込書、本人確認書類以外にも、収入証明書類、健康保険証、印鑑証明書、そして会員の方は、労金の会員であることがわかるような書類などが必要となります。また、これは労金住宅ローンの保険システムなのですが、団体信用生命保険というものがありまして、返済している途中で債務者が亡くなってしまった、あるいは働けないほどの障害を負ってしまった場合に、それ以上の返済を保険で負担してくれることになっています。その申込書兼告知書も、提出する必要があります。
実際には、詳しいことは、ハウスメーカー等が仲介してくれることも珍しくありません。書類のことはあまり心配せず、ざっとこのようなものを用意すれば良いという程度にご理解の上、とりあえず動いてみてください。
労金住宅ローンの手続きは、事前相談から始まります。この段階で、どのような支払い方をするのか、などということも併せて相談しておきます。申込書を交付されたら、きちんと目を通し、必要事項に記入して、他の書類と一緒に提出します。
ローンの審査が始まってから、契約前の段階で、必要に応じて分割貸付が行われる場合があります。但し、ここで借りた場合、その分の利息が発生します。
ローンの契約、登記については、言われた通りにしておけば問題ないでしょう。ただ、手続きに少しお金がかかりますので、その分は、事前にご用意いただく必要があります。主に印紙税や担保設定の手数料、登記手数料などです。