破産者でもお金を借りたい！困った方の消費者金融選びのポイント

過去10年以内に自己破産をして、その後、生活も安定してきたのだけれど、突然、何かの都合で、追加のお金が必要になってしまった、というケースもあるかもしれません。通常、破産者が借金をしようとしても、消費者金融には事故暦を理由に断られてしまいます。

ですから、本来、自己破産をした後は、自分できちんと貯蓄をして、いざという時も困らないようにしておかなければいけないのですが、破産した時点で多くの財産を失ってしまい、その後、収入に対して、貯蓄できるほど時間が経っていなかった、というケースもあり得ないとは言い切れません。

ただ、ブラックでも借りられる金融機関というのは、いわゆる闇金融と呼ばれるものが多く、審査が甘いから、と思って近づくと、その落とし穴にはまってしまうことにもなりかねないので、注意しなければなりません。

消費者金融で、闇金融ではないものは、登録金融機関として登録されています。データベースで検索すると、きちんと登録されている金融機関として、その金融機関の名前、登録番号、電話番号、所在地、代表者の氏名などが確認できます。検索をかけてみたところ、名称や登録番号は同じだったけれど、電話番号が違った、などという場合には、その名称の金融機関を語る闇金融ということになります。

検索して、闇金融ではないということがわかったとします。当然、金利は確認してありますね。20％を超える金利は、無効です。そのような金融機関からは、借りないでください。破産者の場合、大手消費者金融は利用できません。ブラックOKの消費者金融で、金利は15～20％のところが多いです。

審査はもちろん、時間がかかりますし、厳しい審査になります。年収と借入のバランスをはじめ、様々なことを聞かれます。破産経験があるのですから、貸すほうとしては、また同じようなことにならないかと心配なのです。破産者でありながら、即日で借金ができると思うほうが間違いですから、その点は、十分、ご理解ください。いざという時に借りられる家族などがいない方は、少しでも貯金しておくようにしてください。